為替差損を大きくしない注文方法
外国為替市場で所持している外貨の価値が下がり、それによって生じる損失を為替差損といいますが、FX取引ではこの為替差損を少しでも小さくすることが収益をあげるには重要となるため、為替相場の動向を常に意識しておかなければいけません。

FX取引を始めたばかりの初心者におすすめできる方法は、スワップポイントを利用した取引です。
スワップポイントは、売買取引をする2国の通貨の金利差によって生じる利益ですが、外国為替市場は秒単位で相場が変動しているため、取引を開始した時点では利益が発生する形でも、所持している通貨の金利が逆転してしまえば、受け取るはずだったスワップポイントを逆に支払うことになってしまいます。
取引をした通貨を長く保有することはこうしたリスクを背負うことになるため、購入した通貨を長く持たないことがリスクを回避するポイントになります。
FX取引で、為替相場の動向によるリスクを負わず、買った通貨を長く持たずに利益を得るためには、ロールオーバーの時間にまたがってFX取引をすれば良いのです。
スワップポイントは日割り計算されて日々受け取ることができますが、スワップ金利を受け取るためには24時間その通貨を持っていなくても、ロールオーバーが行われる時間に持っていれば良く、これを利用して取引をします。
FX業者によってロールオーバーの時間は異なりますが、午前5時、6時、7時のうちのどれかであることが多く、中でも7時に設定している業者が大半です。
ですので、取引口座を持つFX業者がロールオーバーを行う時間の数分前に外貨(円との取引なら円よりも金利の高い通貨)を買い、その時間を過ぎたら、買った通貨のレートが上がったところで売るように注文を出しておけば、為替相場の動向による影響をほとんど受けることなくスワップポイントを得ることができます。
ただし、売却する時には取引しているFX業者が設定するスプレッドを差引きしてプラスになるまでレートが上がっていないとメリットが出ないことがあるため、注意しましょう。
